有名ブランドの服と通販で買った服の違いって何?
若いころから洋服が好きで、ファッション雑誌を欠かさず読んでいました。
雑誌に掲載されている洋服を買うこともよくありました。
長年洗脳されていたせいか、「服は有名ブランドでなければおしゃれになれない」
そういう風に思いこんでいたと思います。
これは、何年か前にジャージーワンピースが流行した時に買ったものです。
もともとジャージーワンピースそのものがリバイバルだったようで、
この柄も昔からあるものらしい。
特に古さも感じませんし、気に入っています。
ただ、この服は胸のあきが大きいので、
そのまま着たらブラジャーが見えてしまいます。
たいていの人はキャミソールを見せる着方をしていましたね。
おまけに丈が短めなので、O脚が目立ってしまいます。
タイツを履かないといけないので、わたしは生足の季節には着られません。
残念ながら、着こなすためにいろいろ細工をしないといけない服でした。
ただ、着た時のいい女感はあるので、気持ちを上げる時には着ます。
下の写真のワンピースの素材は同じくジャージーですが、
通販で買ったものです。
布地の厚みとか品質は遜色ないと思いますが、
値段は有名ブランドの3分の1でした。
このノーブランドのワンピース、ものすごく着やすいです。
まず、胸のあきがちょうどよくて、首周りがすごくきれいに見えるのです。
丈もひざ下の長さだから、O脚が隠れます。
控えめなフレアースカートなので、座っても膝が出たりしません。
つまり着崩れをまったく気にしなくていいのです。
おまけに、デザインがオーソドックスなので、組み合わせもしやすい。
白いカーディガンを着ると上品でさわやかになります。
バッグや靴を上等にしたら、ホテルのランチも行けます。
ピンクのカーディガンも合います。
しわにならないし、はおりもので温度調節ができるから、
旅行に便利です。
着るのものことを考えたくない時に助かるので、
着る回数はブランドワンピースよりもはるかに多いです。
コストパフォーマンスに優れている服でした。
結局、有名ブランドの服でなくても、
価値のある服はいくらでもあるのです。
ブランドのデザイナーの美意識やセンスに乗っかって、
気分を上げたければそれを買えばいいし、
自分らしく装いたければ、気に入った服を着ていればいいのです。
おしゃれのやり方は様々だということが、
この年になってわかってきました。
おしゃれに対していっそう自由になれた気がしています。