まだセールは続いています。販売のお姉さんの感じがよくて、カーキパンツを買ってしまいました。
写真が横を向いていてすみません。
反転の仕方とか、まだよくわからないものですから。
服を買う時に大切な条件は、長く着れるかどうかです
ウオーキングにも、街着にも、旅行にも使えるパンツを買いました。
色も最近気になるカーキです。
しわにならず、動きやすく、軽い素材です。履くと足がすっきり見えます。
難を言うと少し締め付ける感じですが、内側がニットなので伸縮性があります。
生地の質がよいので、履きこんで自分のものにできそうです。
つまり長持ちしそうなパンツです。
形もオーソドックスなので何年も履けると考えました。
試着室でお姉さんと話したこと
勢い込んで試着室で着替えたものの、
わたしはあまりパンツを履かないので、即決というわけにはいきませんでした。
鏡に映った自分の恰好を見て、
「股のところが少ししわっぽいか」
と、試着室であれこれ考えていたら、だんだんといつものけちな自分が出てきて、
「必需品というわけでもないし、やめようかな。古いデニムを履いたらいいし」
と、気分が下がり始めました。
そこに、売り場のお姉さんが、ノックしました。
「お客様、いかがですかぁ」
お姉さんは20代半ばで、肌のきれいなベビーフェイスの人です。控えめな笑顔がかわいらしい。
「うーん。どうでしょうか」
と浮かない表情でこたえると、お姉さんも
「そうですねぇ」
と私のパンツを眺めます。それから
「ウオーキングとかされるんですか?」
と初対面にもかかわらず、私の散歩好きを見破ったかのごとく、ズバッと確信をついてきます。
まあ、運動用のパンツなんだからふつうか。それでも私は自分のことをわかってくれた気がして、
「そうそう」
とうなずきました。お姉さんは、
「でも冬とか寒くないですか」
とパンツを売ることと関係ないことを聞くのですが、わたしは自分の好きなことを聞いてくれるのですっかり嬉しくなって、
「防寒用の格好をすると関係ないよ。歩いているとすっきりして気持ちがいいのよ」
なんて答えていました。お姉さんは、
「そうなんですね」
と素直に相槌をうってくれます。
なんて素直な人なんだ。と私はそのお姉さんのかわいさに感心しました。
販売員という仕事は日常的に人にもまれているので、「どうしても心がすさんでいくのでは」、とか、「とにかく買わせようとしているに違いない」、といったうたぐり深い気持ちで見ているのですが、そのお姉さんにそういう気持ちはあまりないようでした。
すると、もともと手に取った時に気に入って試着までしているので、私の方が「やはりこれはよい服だから買っておこう」と、初心を思い出しました。
念のために、
「これ、大丈夫ですよね。おかしいところはないですよね」
と確認するとお姉さんは笑顔で、
「きれいに着ていらっしゃいますよ。足もすっきりしているし。細身だから入らない方も多いんですよ」
と私のスタイルをさりげなくほめてくれます。
感じのよいお姉さんに背中を押してもらって、気持ちよく買うことができました。
洋服好きなので気にいった服は長くしつこく着続けます。
満足できる買い物ができました。
お姉さんありがとう。
最後になりましたが、いつも星をつけてくださってありがとうございます。
ブログに慣れていないので、こんな形でしかお礼をいう方法がわかりません。
だんだん慣れてくると思いますので、
気軽に気長にお付き合いください。