炒め物のカロリーを減らす調理の工夫
これは、厚切りの豚ロースと、ピーマンと、舞茸の炒め物です。
ありふれたお惣菜ですが、油を使っていません。
正確にはロース肉からにじみ出た油で、ピーマンと舞茸を炒めています。
この炒め物のよいところは、
うまみが凝縮されるから、冷めても味が落ちないところと思います。
お弁当にも使えるし、遅く帰ってきた家族にもすぐ出せます。
この調理を可能にするのが、鉄のフライパンです。
メーカーなどは忘れましたが、もうかれこれ10年くらい使っています。
このフライパンに直接肉を入れて弱火でじっくり炒めると、
肉から油がにじみ出てきます。
その油をピーマンと舞茸に吸わせるように炒めるのです。
そうすると、道具が料理をおいしくしてくれるようなのです。
味付けはいろいろできますが、
今回はオイスターソースとしょうゆとケチャップをからめました。
酢としょうゆもいいですし、
味噌としょうゆと砂糖、日本酒でこってりした味付けもおいしいです。
こういうシンプルな料理は作る人によって味が違います。
ちょっとした熱の加え方とか炒め方、油の使い方などで変わってくるのだと思います。
そういうのがまさに「家庭の味」だと思います。
書き忘れていましたが、
豚肉は塩と日本酒をかけておくと肉の臭みが消えます。