モデルルームをいろいろと見ていますが、東京ガスのモデルルームが一番好きです。
今の家に16年住んでいます。
便利な場所なので気に入っているのですが、どうしてもものが増えてきます。
生活空間を圧迫されています。
それに、電気のスイッチが付きにくいとか、シャワーノズルからお湯がダダ漏れになったとか、給湯器がこわれたとか、ちょっとした不具合がちょろちょろと発生しています。住宅設備機器も、そろそろ修理とか買い替えが必要になってきました。
買い替えかリフォームかで悩んでいるので、とりあえずモデルルームの見学をしています。どこも夢のように素晴らしいのですが、わたしが一番好きなのは東京ガスのモデルルームです。
場所は、西新宿のパークタワーの中です。
ガス会社だから、調理室とかピピットコンロの展示などが目につきますが、
住宅のモデルルームもあるのです。そこの居心地のよさといったら、
なんど足を運んでも「ぼう」っとなるくらい素敵です。
玄関脇のシューズクローゼットは、広くてウオークインなので便利この上ありません。
ちょっとした納戸になります。
入り口でまず、
「ここにコートをかけたら、部屋にほこりを持ちこまなくてすむわね!」
と、感心します。
靴を脱いで上がると、無垢材のフローリングが足の裏に心地よい。
ほんのりと暖かいのは床暖房です。
リビングダイニングキッチンは、仕切りがないので広くて解放感があります。
壁をつくらず、空間をエリアで分けているところが最新だと思います。
一枚ガラスの引き戸で外と仕切られているのですが、
庭にもデッキがあるので、リビングの続きのようです。
露天風呂は高級旅館みたいだし、
バーベキュースペースも楽しげで夢が広がります。
ただ焼くだけですむ料理は楽でいい。
庭木がプラスチックの緑なのは仕方がありませんが、
こんな風に植栽をすれば隣家との仕切りも自然だわと夢が広がります。
リビングと庭が一体化するウッドデッキが、個人的にはツボです。
昔の日本家屋の縁側のイメージが、おしゃれになって生まれ変わった感じです。
狭くていいから、日当たりのいい庭を手入れしたいな、とか、オリーブとか柚子とか植えたい、とか夢想します。
これは寝室のまわりにある空間です。広めの廊下というか縁側のようになっていて、外と内の緩衝帯にしているらしいです。こういう一見無駄に見えるゆとりの空間が、居心地を左右すると思います。一枚ガラスの引き戸も、解放感があります。真似したい。
圧巻なのはバスと洗面スペースです。
年をとるにつれて清潔を心がけたいので、そこは一番力を入れたいところです。
自然光が差し込んでお化粧がしやすい洗面所、
半円形の広いバスタブ、
ふろ上がりのほてった体を乾かすウッドデッキ、
理想です。
現実として考えるときも、自然光が入る洗面所とか、窓のある風呂くらいなら、できるかもしれません。
モデルルーム内には最新のガス機器が使われているようですが、内装になじんでいるのかどこにあるのかわかりません。
個人住宅の最新が盛り込まれているのではないのかなと思います。自分に必要なもの、取り入れたいもの、など考えながら見学するのが楽しいです。