ブタコマ肉と舞茸の相性ぴったり。これをベースにバラエティ豊かな味付けができます。
スーパーでお手頃価格のブタコマ肉は、いろんな部位が混じっているからおいしいです。野菜の値段が上がっていますが、舞茸はありがたいことに安いです。手に入れやすい二つの食材を一緒に炒めると、ボリュームの割にはカロリーが少なくて済みますし、何よりも味がよいです。
作り方
ブタコマ肉を厚手のフライパンに入れてじんわりと火を通します。この場合、油は使いません。肉からしみだしてくる油で十分です。最初はあまり肉を動かさずに焼くと、フライパンに接した下の部分がカリカリに焼けてきます。この辺で塩コショウをたっぷりふりかけます。脇からは油が出ていますから、そのタイミングで小分けにした舞茸を加えます。ブタコマから出る油を舞茸が吸います。舞茸がしんなりしてきたら、全体に混ぜ合わせます。
豚肉はふわふわとかりかりで、舞茸がしっとりという、絶妙の触感のベースが出来上がります。
これに何でも合わせることができます。
下の写真は、手で一口大にちぎったキャベツを加えたものです。強火でざっくりと炒めると、キャベツのうまみと甘みが加わって、おいしいです。
味付けは、酢醤油でさっぱり食べるのももいいです。
寒い時期には、味噌としょうゆと日本酒、みりん、豆板醤を加えると、みそ炒め風になって、からだが温まります。
キャベツのほかにジャガイモも合います。焼き肉のたれを加えてもいいです。
鉄鍋が好きです。熱がじっくり伝わるのか、香ばしい料理ができるのです。その上使い込むと鉄に脂がなじんできます。そうなると、肉を焼くときにわざわざ油を使わなくても、肉からしみだした油でこんがり焼けます。
おいしいとカロリーダウンが両立するから、お勧めです。