煮豚を作ったら、煮汁でもう一品できます。豚ロース塊を、あまさず使い切る料理です
煮豚をよく作ります。
時間はかかりますが、一度作っておくと、
ハム、ベーコン、ソーセージの代わりにつかえて便利です。
作り方
豚ロースの塊肉を鍋に入れて、
水と日本酒を半分ずつ、肉がひたひたにつかるくらいの分量を入れます。
日本酒をたっぷり入れることで、肉の臭みが消えます。
鍋のふたをして、弱火で一時間から一時間半くらい
ことことと煮ます。
肉が柔らかくなるので、
みりん、しょうゆ、塩麹を、好みの味になるように加えて、
軽く煮詰めると、できます。
すぐに食べられますが、
あまったら、タッパーに入れて冷蔵庫に保存します。
一晩冷やしておくと、ラードが表面に白く固まっているので、
取り除きます。
固まったラードを取り除くと、煮汁が澄んですっきりした味わいになります。
こんな風に、一口大に切って軽く焼いたり、
オーブントースターであぶったりして食べます。
少し残ります。
いつもはチャーハンの具にして食べてしまうのですが、
煮汁が残ってもったいなかったのです。
それで今回、おからを煮てみました。
作り方
ごま油を鍋にいれて、ごぼう、にんじんを千切りにして炒めます。
きんぴらを作る感じです。
そこに、おからと、細かく刻んだ煮豚と、煮汁を入れて煮ます。
いろどりに、枝豆を加えてできあがりです。
わたしは、ごぼうとニンジンが好きなのでよく使いますが、
野菜はなんでもよさそうです。
おからを足して煮込むだけでもいいかもしれません。
肉のうまみがおからに沁みて、
おいしいです。
煮汁を余さず使って一品できるので、
お得です。
ただ、おからは足が速い(腐りやすい)ので、
早めに食べきることが大切です。