作りなれたおかずを飽きずに食べる工夫を考えました。
ごはんって毎日食べるものだから、ついつい同じような料理になってしまいます。それを「飽きた」と思わずに、「いつ食べてもおいしい」と思うのが家庭料理の理想だと思います。簡単な料理って、作る人によって味が違うんですよね。
作りなれたもの、食べなれたものを飽きずに食べるには、自分がどこをおいしいと思うかを知って、それを追求することではないかなと最近思うようになりました。
この「ナスと豚肉のオイスターソース炒め」は月に3回くらい作る定番の料理です。
最近の工夫は、ブタコマに舞茸を足していることです。焼いてしまうと舞茸がどれかわからなくなりますが、豚だけより味に深みが出る気がして、この組み合わせは気に入っています。
つくり方の説明です。
使い込んだ鉄鍋はわざわざ油をひかなくても、肉からにじみ出る脂肪分だけで上手に
焼けます。肉の表面をカリッと中をふわっと焼くコツは、中火に近い弱火にすることでしょうか。火が強すぎると焦げてしまいますから、あわてずじっくりを心がけます。
肉に塩コショウをするのを忘れないようにします。肉のにおいがおいしさに変わります。肉からじんわりと水分と油分が出てきたら、適度に裂いたエリンギを入れます。エリンギに肉のうまみがしみこむようなイメージです。
エリンギと肉に火が通ったら、ナスを加えます。これは、肉の脂だけでは足りません。食用のオイルを適度に加えるとうまみが増します。わたしは常にダイエットを心がけているのでオイルを足しませんでした。あとでオイスターソースとしょうゆとケチャップで味付けするので、オイルは入れなくていいかなと思ったのです。結果、ナスの焼け具合が不十分でうまみが足りませんでした。(反省)
オイルを加えませんでしたが、ナスにじんわりと火が通ります。油のおいしさっていうものがあるので、良質のオイルは適度に使うべきでしょうね。わたしはごま油がいいと思います。
しょうゆとケチャップとオイスターソースの組み合わせは豚肉と野菜の炒め物にぴったりです。しょうゆの一部をオイスターソースにするだけでうまみが増します。オイスターソースは中華料理だけと決めつけずに、なんにでも使っています。
出来上がりです。野菜がたっぷり食べられます。
次は気軽な椀物です。
スーパーの安い油揚げでも、オーブントースターで数分あぶれば、油臭さが香ばしさに変わります。これは袋から出してオーブントースターに入れるだけで、ほとんど手間がいらないにもかかわらずおいしさがアップするから、必ずやります。
その油揚げを、だししょうゆで作った煮汁と一緒に煮ます。それに大量の水菜を入れてさっと火を通すと出来上がりです。油揚げと水菜を一緒に食べると さっぱりとおいしいです。日本食っていいなと思います。
柚子胡椒を足したり、おろししょうがを入れたりすると、変化をつけられると思います。
いつものダイエット料理の出来上がりです。野菜がたくさん食べられるし、肉とか油揚げが入っているので、ボリュームも出ます。水菜に火を通しすぎないこととか、だししょうゆだけではなくて、だし昆布とか煮干しなどを入れることで、おいしくなると思います。