モノトーンの服が好き
黒白の模様の服が好きで、見つけるとつい手に取ってしまいます。
なんで好きなのかというと、すっきりしてかっこいいと思うからです。
自分の純和風の顔が、きりっと見える気もします。
その上黒白って、合わせる小物で雰囲気が変わるから、面白い。
白の分量を増やしたら(当たり前だけど)明るく着こなせるし、
黒多めだったら、シックだったりかっこいい感じにできる気がする。
それでも、なかなか「これ」というのは見つからないものです。
柄が気に入らなかったらだめだし、
デザインも、自分に合う形でないと着られない。
生地も、綿とかコットンシルクのように、しわになるようなものは避けたいです。
ポリエステルとかレーヨンのような、
ドレープがきれいに出て、しわにならない素材が希望です。
なぜなら、わたしは人と会っておしゃべりしたり、
長距離バスや電車に乗ったりと、
座っている時間が長いので、
お尻のあたりに座りしわができたり、
汗で湿っていたりしたら困るからです。
それに、自宅で手洗いできることが必須です。
洗って干しただけでまたすぐに着られる素材がいい。
いちいちクリーニングに出すのは不経済だし、
自分でアイロンするのも大変じゃないですか。
そういった条件をクリアしたスカートがこれです。
大好きな水玉で、大きさもほどよいです。
デザインも不規則なフレアとか、生地が下に落ちる感じとか、
からだをほっそり見せる工夫があります。
ただ、もう何年も着ているので、生地がへたってきた気がしています。
これも似たような感じですが、着ると印象は違います。
カジュアルな感じです。
ポリエステルなのでしわにならない。
雨にも強い。
天気の悪い日に出かけないといけないような時は、本当に助かります。
もうひとつ、こういうスカートもありますが、
これはシルクなので、着る時と場所を選びます。
大事にするあまり、登場回数は少ないです。
素材が条件と合わないにもかかわらず買ってしまったのは、
柄があまりにも気に入ったからです。
こんな上品なヒョウ柄ってあんまりないと思います。
おまけに試着したら下半身を立体的に見せて、
ものすごくきれいだったのです。
めったに着られないけど、ここぞという時に着る服で、
一生持っているような気がします。
趣味のお洋服というものでしょうか。
今回、ひさびさにわたしのコレクションに入った服がこれです。
白い花がプリントされて、上半身と下半身で大きさが違うなんて、
すごく面白い発想です。
買う時にはいろいろ葛藤しました。
だって、柄のワンピースはほかにもあるし、
必需品というわけでもないです。
でも、白黒の服はそろそろ替え時になっているから、
こういう柄は持っていないし、
と、悩んだ挙句、やっぱり買うことにしました。
買い物でいろいろな失敗をしてお金を無駄にしてきたのですが、
そのおかげか、直感みたいなものも身についた気がします。
気分が高揚するほど気に入った柄は、買っても後悔しないのです。
春夏はこのまま着たり、カーディガンをはおったりします。
冬になったらセーターとかジャケットをはおって、スカートとして使います。
合わせるものを変えると、一年中着られます。
こういう服がクローゼットにあるだけで、気持ちにゆとりができます。