野菜が高騰しているときに、急場をしのぐ料理三種です。
長雨の影響か野菜が高く、品数も少ないです。
いつものスーパーに行っても買いたい野菜がありません。
そんな時には、わたしは冷凍のブロッコリーを使います。
すこし前に冷凍食品の品質が問題になって以降、
メーカーは気を付けている感じです。
新鮮な野菜が手に入らない時の代替品になります。
フライパンにオリーブオイルを入れて、
刻んだニンニクと赤唐辛子を炒めます。
この場合はじっくりと火を通したいので、フライパンは鉄製を使います。
香りが立って来たら、冷凍のままのブロッコリーを加えます。
中まで火が通るまで炒めて、塩コショウで味を調えるとできあがりです。
ペペロンチーノの野菜だけですね。
まあまあいけます。
次は、値段が安くて一年中一定している小松菜を買います。
軸が硬く苦みがあるので、敬遠する人もいるかもしれませんが、
ごま油で炒めると、苦みが消えます。
青菜は強火で手早く仕上げたいので、ステンレスのフライパンを使います。
素早く高熱になるので、しゃっきりとした炒めものになります。
そこに、塩麹を加えて味をなじませると出来上がりです。
残ったらタッパーに入れて保存します。
時間がたっても色落ちがしにくいので、
うどんとか煮物などの彩りに使えます。
自炊するとこういう使いまわしができるので、
面倒なようですが、コストは外食よりはずっと優れています。
三つめはもやしです。
安いし栄養価も高いので、食卓にいつも載せたい食材です。
いろんな食材との相性もよいですが、
今回は作り置きの油揚げと一緒に軽く煮ます。
もやしをさっと洗って鍋に入れ、
油揚げを刻んでだししょうゆをかけて煮るだけです。
野菜料理は簡単ですが、食材に合わせて鍋を変えると
よりおいしくできます。
じっくり火を通したい料理には鉄のフライパン。
高温で素早く炒めたいときにはステンレスのフライパン。
優しく火を通したいときには、無水調理用の鍋、という風にします。
ちょっとしたことですが、
そういうこだわりからおいしい料理ができると思います。